年金手帳の新規発行が廃止されます
2022年4月から、年金手帳の新規発行が廃止されます。
これまで、下記のときに、年金手帳が発行されてきました。
□ 初めて年金制度に加入する場合
□ 紛失し、再交付の申請を行った場合
今後は、新たな発行は無くなり、「基礎年金番号通知書」という紙が発行されることとなります。
よって、今後、入社する方が年金手帳を持っておらず、番号のみ保持している、という状況も発生し得るので、ご留意ください。
年金手帳の存在意義を考えると、現在では大げさな手帳形式は不要で、余計なコストを削減できるという意味では大賛成ですが、今後、雇用保険被保険者証のように、紛失されやすいものになるのだろうな、という不安もあります。
マイナンバーがあれば厚生年金等の取得手続きはできるので、会社での情報取得においても、柔軟な対応が必要になるのかもしれませんね。
ご不明な点、ご相談等ございましたら、お気軽にご連絡ください。
【2022年2月10日】